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■よくあるご質問と回答
「木の器・漆器は扱いが難しい、、、」と思われがちですが、毎回の食事で使い、きれいに洗って拭いていただくのが、器を丈夫に永く使う秘訣です。熱すぎたり、濡れたままだったり、放ったらかしだと、傷んでしまいます。
「人」と同じ環境が、「器」にとっても心地よい環境ですので、難しく考えずに使っていただきたいので、よくあるご質問と回答をまとめました。

    普段のお手入れは?
お手入れ 別段 お手入れは必要ありませんのでどうぞご安心ください。
食事で使ったあと、普段どおりに洗えます。柔らかいスポンジ・食器用洗剤・ぬるま湯で、他素材の器と同じように洗ってください。ただ、固いスポンジやタワシ・ブラシなどは表面を傷付けてしまうので使わないでください。よくすすいだら、フキンで水分を拭き取り、風通しがあって 直射の当たらないところで乾かしてください。そしてまた、次のお食事で たびたびご使用ください。


洗って拭き上げたあとは、
お盆などのうえに並べて自然乾燥。
なるべく、器全面が空気に触れるように。
ディッシュスタンドを使うのも良いでしょう。



    盛り付けてダメな料理は?
    熱いものは大丈夫?
    油物は?
ほとんどの料理を盛り付けていただけます。
ヤケドするほど熱い料理は少々冷ましてから盛り付けてください。油物については しばしば「油じみ」をご心配をされますが、ほぼありません。揚げ物は 紙などを敷く必要がなく、カラッとサクッと美味しく食事をしていただけますのでお勧めです。
*ただし、「漆染め仕上げ」の器には汁物は適しません。塗膜を張らず木肌が露わなままの仕上げですので、たっぷりの汁物を注ぎますと、器が水分を吸収し反()ってしまいます。ですが、煮物・和え物程度の部分的な水分は大丈夫ですので、安心してご使用ください。


    毎日使ってもいいの?
    洗ってもいいの?
もちろん大丈夫です。
    普段のお手入れは?の回答をご参照ください。

    つけ置き洗いはいいの?
ご飯粒などが しばしば こびりつくことがあります。
そんな時は、10分程度 つけ置きしていただいて大丈夫です。漆器のこびりつきは取れやすく、少しのつけ置きでほとんどの汚れは取り除けます。つけ置きのあいだに他の洗い物をし  最後に この漆器を洗っていただくと良いと思います。それでも汚れが取りにくい場合はもうしばらくつけ置きして洗ってください。ただし、長時間浸け置きしますと②③④の回答と同様、反ってしまいますのでご注意ください。

    食べ残しを器のまま冷蔵庫にいれても大丈夫?
冷蔵庫には入れないでください。
冷蔵庫内の湿度は低いです。そのため、器が急激に乾燥状態になり、ひび割れ反りの原因になります。食べ残しは保存容器に移し替え冷蔵庫へ。盛り付けていた器は洗って拭き上げてください。

    器の保管方法は?
しまいこまず、普段から毎日使っていただくのが理想ですが、しばらく使わない場合は柔らかい布で包み保存してください。

    カビが生える?
⑨の回答に続きますが、包まずに放ったらかしにしておくと、器の表面にホコリが付着し、そのホコリにカビが生えることがあります。(特に梅雨時期など)その場合、柔らかいスポンジ・食器用洗剤・ぬるま湯を使い洗えばきれいになります。
「居七十七の器」は漆やオイルを染み込ませていますので、黒カビが木地に入り込むことはほとんどありませんのでご安心ください。

    修理できる?
はい、できます。
もし誤って落としたりして、欠けたり割れたりした場合、そのかけらを漆で接着して修理できます。また、その部分に布を貼り補強することもできます。
修理可能か?費用はかかるか?は、状態にもよりますので、居七十七までお問い合わせください。状態のわかる写真をメールで送っていただくとスムーズにご対応できます。



修理した器
/ひび割れを漆で補修
/欠け割れに布を貼り補強

その他、ご質問があればお気軽に居七十七までお問い合わせください。
poncrafts.com/inatona
末永くお手元で「居七十七の器」をご愛用いただけますと幸いです。