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■素材について
居七十七では、素材それぞれの持ち味を生かした器を作っています。

『 木材 ポプラ 』
北アメリカ、カナダから輸入されるポプラの木は、日本で昔から漆器の木地として使われている「朴(ほお)」の木にとてもよく似ています。とても軽いのに木理(もくり)はよく詰まっていて、漆との相性も良く、器作りに適した樹種です。木地は白くて木目は優しい印象で、漆を塗ることで茶色に染まります。

ポプラの器





『 木材 栗 
北海道の、植林・伐採を管理される山から切り出した栗材を、材木店より仕入れています。栗の面白さは、なんといっても くっきり現れる木目です。力強くうねり流れるような木目は表情豊かで、観ていて飽きがきません。その木目を生かした器作りを心掛けています。

栗の器




『 木材 地元の木材 』
立ち枯れや倒木など、様々な理由から伐採された樹木も、器の素材として使っています。林業家から、、、時にはその切り倒しを手伝い譲り受け、チェーンソーで製材し自然乾燥を経て、お椀やお皿などを作ります。樹種は桜・けやき・栗などその時々で様々です。


地元の木材で作った器




『 漆 
漆の木から採取した生漆(きうるし)を、漆問屋から仕入れています。漆の特性として、乾き固まると水や薬品に対しても丈夫で 抗菌作用もありますので、食器に適した素材です。


『 オイル 
荏の油(えのあぶら)を使っています。荏胡麻(えごま)の種子から採取した乾性油です。食用にも使われる天然油で、木地に塗り込むと程よく水分をはじき、木地の劣化を防いでくれます。